年金のあらまし


日本では昭和61年(1986年)を境にして新旧制度と分けられます。旧制度にて受給されている方は、そのまま受給できますが、これから申請する方のほとんどは新制度を適用します。

日本での生活で考慮すべき年齢別のイベントはこのようにまとめることができます。

年金は物価の変化などを考慮し、毎年の改定があります。

– 老齢基礎年金 : 最高額が年間約80万円(加入期間40年で、加入期間に比例)

– 老齢厚生年金 : 給与及び賞与を標準給与にして一定比率を掛けた金額を毎年籍率した金額となります。30年間平均600万円の方なら約90万円となります。配偶者及び、子供がいれば、付加年金が追加されます。

– 障害基礎年金 : 障害2級は約80万円、1級は約100万円。子供がいれば、付加年金が追加されます。

– 障害厚生年金 : 25年より短い場合でも25年の積立分を確保します。1級は1.25倍となります。1級と2級は配偶者いれば、付加年金が追加されます。3級は約55万円が保証されます。5年以内に完治した場合は、障害手当金が支給されます。

– 遺族基礎年金 : 子供がいる場合だけ約80万円が支給され、2子から付加年金が追加されます。

– 遺族厚生年金 : 死亡した人の老齢厚生年金の 3/4. 遺族基礎年金を受給されない場合はその金額を追加支給します。

– 中高年寡婦加算 : 老齢基礎年金の3/4。40~65歳。

– 寡婦年金 : 死亡した人の老齢基礎年金の3/4。60~64歳。

– 遺族(補償)給付, 障害補償年金 : 給付基礎日額の131日~313日分。

基本的には日本年金機構に請求することにより受給されるようになりますが、障害年金や遺族年金の場合は添付するエビデンスの準備が必要です。社会保険労務士に相談をしてみたらいかがでしょうか?